はじめに
私は、未経験からIT業界への転職を果たし、現在はデータサイエンティストとして働いています。しかし、その道のりは決して平坦ではありませんでした。
この記事では、建設業界を早期退職して、未経験からIT業界に転職し、年収450万円超えのホワイト企業で働くまでの経験をお伝えします。
転職の動機、転職活動での苦労や学び、転職後に感じたやりがいなどをリアルに共有し、これからIT業界への転職を目指す方にとって少しでも有益な情報となることを願っています。
転職の動機
なぜIT業界に転職しようと思ったのか
まず、なぜ私が未経験からIT業界に転職しようと決意したのかについてお話しします。
1つ目は、私は好奇心旺盛で加えて学び続けるのが好きだからです。
常に時流に乗った新しいことを学ぶのが好きで、特にIT分野のスピード感に魅力を感じました。IT業界は技術の進歩が速く、常に自己研鑽が求められます。実は、小学生の頃から目標を立ててコツコツ勉強するのが好きだったので、「IT業界なら興味のあることを学びつつ楽しめるのでは?」と思い、挑戦することにしたのです。
2つ目は、市場価値への向上心です。
私は借金のある貧しい家庭で育ったため、市場価値を高め優良企業に行き自分と周りの人を豊かにしたいと中学の頃から考えていました。そのため、時流に乗った業界であるIT業界なら市場価値を高めやすいと思い、私の価値観とガッチリ合っていると思いました。実際のところIT業界は転職するたびに年収が数百万上がると言いますもんね⭐️
データサイエンティストに転職した理由
私が転職活動を始めた当初、データサイエンティストという職種は「無理だろう」と思っていました。専門性が求められる職種であり、実務経験がない私には手の届かないものに感じられました。しかし、情報収集や自己分析を通じて、自分の興味やスキルを再確認する中で、「これこそ自分がやりたいことのでは?」と感じるようになったのです。
実際にデータサイエンティストとしての業務に携わり始めてみると、データ分析の楽しさはもちろん、データを用いてビジネスの意思決定に貢献できるという点が、私にとって非常に魅力的でした。さらに、現在はデータアナリストやデータストラテジストとしても業務に携わっており、幅広い業務の中でスキルを磨いています。
転職活動中の苦労や学び
転職活動で意識したことや工夫
転職活動を始める際に最も大事に感じたものを2つご紹介します。
転職活動を始めるにあたり、まず「正しい方法での情報収集」を徹底しました。書籍を10冊読み、YouTubeや時にはキャリアのプロとの対話の機会もを活用して、IT業界の最新情報や転職活動のノウハウを集めました。クラウドサービスやオフ会への参加を通じてキャリアコンサルタントや現役の転職エージェントの方々に相談することができ、とても有益な情報を得ることができました。
しかし、情報収集だけではなく、「自己分析」も転職活動の成功において非常に重要でした。自分の価値観やキャリア観を深掘りすることで、自分が本当に何を目指しているのかを明確にすることができました。この自己分析を通じて、自分の心の底で押し殺していた理想を掘り起こし、価値観を整理することができたため、高難度の職種にも自信を持って挑戦する覚悟が決まりました。
やっぱり、人生は逆境に立たされても、覚悟を決めれば必ず結果がついてくる。これが挑戦することの面白いところでもありますね(笑)。ちなみにこれシンクロニシティというらしいです。
転職活動中の失敗談と学び
転職活動中にいくつか失敗もありました。例えば、自己分析が不十分で、興味のない職種に応募してしまったことや、評判の良くないエージェントに時間を無駄にした経験もあります。さらに、あるエージェントの強引な提案に乗りそうになり、人生の方向性を間違えそうになったことも(笑)。
しかし、こうした失敗も含めて学びでした。自己分析を徹底し、自分の軸をしっかりと持つことが転職の成功には不可欠です。私の場合、価値観マップを作成することで自分の方向性が明確になり、転職活動の迷いがなくなりました。転職サポートを通じて、正しいアドバイスを受けられたことも大きな助けとなりました。
転職後の苦労ややりがい
転職後に感じた壁とその克服方法
転職後、すぐに直面した壁は「業界や業務への知識と経験の不足」でした。IT業界は専門用語や業界特有のプロジェクトの進行方法が多く、最初は何が何だかさっぱりわからない状態でした。しかし、そこで立ち止まるわけにはいきません。私は、業務外の時間を使って、書籍や資格勉強を続け、自己研鑽に励みました。
特に嬉しかったのは、勉強したことが業務で活かされ始めた瞬間です。最初は何もわからなかった業務が、少しずつ理解できるようになり、仕事がスムーズに進んだときには、本当に達成感を感じました。
また、一人で抱え込まずに「仮説を立てて早めに質問する」ことも大事だと学びました。わからないことがあったら、積極的に先輩や同僚に確認し、認識のズレをなくすことが、タスクをスムーズに進めるコツです。基本的なことではありますが、これが意外と難しいんですよね(笑)。私も、まだまだ苦労していますが、積極的に質問する姿勢を大切にしています。
転職で達成したこと
未経験からIT業界に転職し、データサイエンティストとして働き始めた後、様々な面で大きな成長や変化を感じることができました。転職活動中の努力が実を結び、今では自分の理想に近い働き方を実現できています。以下に、転職後に得た主な成果と、それを通じて感じたことをまとめます。
1. ホワイト転職で会社員の魅力を実感
IT業界に転職して、ホワイト企業での働き方のメリットを実感しています。たとえば、20代でありながら、1日7時間労働、年間140日以上の休暇があり、手取りで30万円を超える給与を得ることができています。さらに、実務経験がない状態で新しい職場に飛び込んだにも関わらず、学びながら成長する環境が整っており、新規事業にもチャレンジできる機会を得ました。こうした柔軟な働き方ができるのは、IT業界の大きな魅力だと感じています。
2. 職場環境の改善と評価の向上
転職後、働いている会社のOpenWork評価が3.7から3.9に上昇し、上位1%の企業にランクインしました。
また、現在のオフィスから前職のオフィスを見下ろせるような高いビルにいて達成感と優越感に浸る事ができ気持ちがいいです笑
3. キャリアの選択肢が広がった
転職を通じて、キャリアの選択肢がビッグバン並みに広がりました。データサイエンティストは業界を選ばない職種のため新しい分野にチャレンジする機会が増えています。多様なプロフェッショナルと一緒に働くことで、新たな視点を得ることができ、今後のキャリアに対する期待も高まっています。
好奇心旺盛な私にとって領域や分野に捉われず都度、新しいことに調整んできることや価値観にあっており非常に魅力的です!
4. 時間単価の向上と生産性重視の働き方
転職して嬉しかったことの一つに、時間単価が1.5倍に上がったことがあります。これは、単に収入が増えたというだけでなく、より効率的に働ける環境に移ったことで生産性を向上させることができたからです。自分の価値観である「生産性を重視する働き方」が実現できる環境に感謝しています。
5. IT業界での気づき
IT業界に転職してから、以下の点に気づきました。
年齢に関係なく実力が評価される
年収や役職も、年齢ではなく実力で決まることが多く、フェアな環境で働くことができています。
モチベーションが高い人が多い
実力で評価されるため、周囲の同僚も非常に情熱を持って仕事に取り組んでおり、良い刺激を受けています。
キャッチアップが重要
業界の進化が早いため、常に新しい知識を身につけることが求められますが、それが成長のモチベーションにもなっています。
生産性が高い環境
効率的に仕事が進むことが重視されており、仕事に集中できる環境が整っています。
年収450万円超え(残業大削減)を達成した秘訣
残業を大削減しさらに年収450万円を実現するために重要だったのは、徹底的な情報収集と適切なノウハウの取得です。まず、年収交渉の際には「自身の市場価値を理解し、希望年収を明確に提示する」ことが不可欠です。私は前職の年収や現在のスキルセットを考慮して、無理のない希望年収を交渉しました。
また、頼れるエージェントを選ぶことも成功のカギでした。特に専門型のエージェントは、企業との太いパイプがあり、採用状況や年収交渉についても的確なアドバイスを提供してくれます。これにより、私の希望をしっかりと企業に伝えてもらい、理想的な条件での転職を実現することができました。
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現在の仕事で感じるやりがいと楽しさ
現在の仕事では、データサイエンスや統計モデリングに触れるたびにワクワクします。数字が持つ力でビジネス課題を解決するプロセスは、まさに私の興味そのものです。
また、IT業界では自己研鑽が欠かせませんが、学んだことが実際の業務に活かされ、理解が深まる瞬間は大きなやりがいを感じます。
さらに、心から尊敬できるメンターとの出会いがありました。前職ではこういった存在を見つけることができなかったため、今の職場でのメンターの存在は非常に大きいです。彼のスキルと人柄は、私にとって大きなモチベーションとなっており、日々の仕事がより楽しくなっています。
未経験からIT業界を目指す方へのアドバイス
未経験でIT業界に挑戦するのは確かにハードルが高いかもしれません。しかし、正しい準備をすれば成功の可能性は大いにあります。まずは自己分析をしっかりと行い、自分がどのような価値観やキャリア観を持っているのかを整理しましょう。
また、書籍やネットでの情報収集に加え、転職エージェントやキャリアコンサルタントなどの信頼できる専門家から生の情報を得ることも重要です。私は無料なのでエージェントを片っ端から活用したりと、できるだけ生の情報を得るようにして、転職活動に対する不安を解消し、全身全霊で取り組むことができました。
最後に
未経験からIT業界への転職は簡単ではありませんが、覚悟を持って挑めば、必ず成功をつかむことができます。私は好奇心と自己研鑽を武器に、データサイエンティストとしてのキャリアをスタートさせ、高年収にはまだまだ遠いですが残業なしで年収450万円超えを実現しました。皆さんも、恐れずに挑戦してみてください。きっと、想像以上の未来が待っているはずです!
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